斯民(読み)しみん

精選版 日本国語大辞典 「斯民」の意味・読み・例文・類語

し‐みん【斯民】

〘名〙 (「斯」は「この」の意。「論語‐衛霊公」にみえる孔子のことば「斯民也、三代之所以直道而行也」による語) 天下の人々。万民。一般人民。
※翁の文(1746)序「一聞斯業、則使斯民也善敗自明始衷終皆無上レ愆」 〔孟子‐万章・上〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「斯民」の読み・字形・画数・意味

【斯民】しみん

この民。〔論語、衛霊公〕子曰く、吾(われ)の人に於けるや、誰(たれ)をか毀(そし)り誰をか譽(ほ)めん。~斯の民や、三代の、直を以て行ひしなり。

字通「斯」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android