新中通(読み)しんなかどおり

日本歴史地名大系 「新中通」の解説

新中通
しんなかどおり

[現在地名]和歌山市新中通一―六丁目

新通(しんとおり)二丁目―七丁目の東に並行する町。南を一丁目とし、一丁目の南、新通一丁目の東に茶屋(ちやや)町がある。「紀藩街官司秘鑑」に新通一丁目を茶屋町と唱えたとあり、古くは一丁目付近まで茶屋町と称したようである。同書には「同(中通)弐丁目を五器や丁と唱、同六(三カ)丁目を下之湯屋之丁と唱、同四丁目を上之酒(湯カ)や之丁と唱、同五丁目を竈屋丁と唱、同六丁目を蒔絵屋之丁と唱」とあり、その職の者の居住による名称と思われる。嘉永五年(一八五二)の御用留には、二丁目の峯屋幸助に焼塩製法所を免許したとある。なお茶屋町の名は茶口前役所があったことにより、茶(ちや)町とも新茶(しんちや)町ともいった(続風土記)。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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