新橋遊吉(読み)シンバシユウキチ

デジタル大辞泉 「新橋遊吉」の意味・読み・例文・類語

しんばし‐ゆうきち〔‐イウキチ〕【新橋遊吉】

[1933~2018]小説家大阪の生まれ。本名馬庭胖まにわゆたか競馬テーマにした大衆小説執筆。新しいギャンブル小説で人気を得る。「八百長」で直木賞受賞。他に「競馬天使」「競馬放浪記」「馬券師街道」など。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「新橋遊吉」の解説

新橋遊吉 しんばし-ゆうきち

1933- 昭和後期-平成時代の小説家。
昭和8年3月29日生まれ。7年間の療養生活ののち,種々の職につく。「讃岐文学」にくわわり,昭和41年「八百長」で直木賞。「競馬放浪記」「馬券師たち」など,競馬に材をとったギャンブル小説の分野をひらく。大阪出身。初芝高卒。本名は馬庭胖(まにわ-ゆたか)。

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