新浜遺跡(読み)しんはまいせき

日本歴史地名大系 「新浜遺跡」の解説

新浜遺跡
しんはまいせき

[現在地名]塩竈市新浜町三丁目

塩竈市の中心部から北東約三キロにあり、松島湾に面した小さな浜辺に立地する製塩遺跡で、A地点とB地点に分れる。B地点では縄文時代・奈良時代・平安時代の製塩遺構や住居跡が検出され、製塩土器も多数出土した。縄文時代のものは晩期の大洞C2式または大洞A式に属するもので、製塩炉は二基発見された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む