日本歴史地名大系 「新海神社」の解説
新海神社
しんがいじんじや
北に山を負い、老樹鬱蒼として森厳な社叢をなしている。境内二万三〇〇坪、これに続く社有林二七町五段六畝。祭神は佐久地方開拓の祖神とされる興波岐命を主神に、その父神の健御名方命(諏訪明神)と事代主命。
「諏方大明神画詞」に「佐久郡ノ新開社ハ行程二日斗リ也」とあり、興波岐命は父神の諏訪明神の命をうけ、佐久地方を開拓した。その開田の初めの土地として「田の口」の地名が残ったと伝えられ、付近には
神社前を
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報