新畑遺跡（読み）しんばたいせき

日本歴史地名大系 「新畑遺跡」の解説

新畑遺跡
しんばたいせき

[現在地名]津市片田井戸町 新畑

岩田（いわた）川の上流域の狭い谷間の標高三六メートルの小高い台地の端部と、標高約二〇メートルの台地裾部の二ヵ所に発見された遺跡。昭和四六年（一九七一）、四七年発掘調査され、古墳時代前期の竪穴住居八棟などが明らかになった。住居は周溝がめぐる方形のもので大きさはさまざまだが、床面に炉跡があり、壁面に沿って貯蔵穴をもつ、弥生時代後期以降の様相を呈した。

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出典　平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について　情報

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