新疆と外交ボイコット

共同通信ニュース用語解説 「新疆と外交ボイコット」の解説

新疆と外交ボイコット

米国は2021年12月、新疆ウイグル自治区での人権侵害などを理由に、北京冬季五輪パラリンピックへ政府高官を派遣しない「外交ボイコット」を表明した。英国やオーストラリア、カナダ追随。日本も事実上の外交ボイコットを決めた。中国では圧倒的多数を漢族が占める。新疆にはイスラム教徒の少数民族ウイグル族が多く住むが、漢族主導の共産党による統治に長年の不満がたまっている。当局は「テロ対策」として多くのウイグル族を収容施設に入れるなど抑圧を強化。米欧などで非難が高まっている。(北京共同)

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