新館神社(読み)にいだてじんじや

日本歴史地名大系 「新館神社」の解説

新館神社
にいだてじんじや

[現在地名]上北町新館 籠

八幡やわた集落の中ほどに位置する。祭神誉田別尊で、旧郷社。明治初年までは八幡宮と称していたが、村社から郷社に昇格した明治一四年(一八八一)頃、現在の社名に改称したと考えられる。

宝暦(一七五一―六四)頃の御領分社堂に八幡宮とみえ、別当立花院とある。建立由緒は不明であるが、隼人正(七戸氏)により社領一〇石を給され、延宝二年(一六七四)四代藩主南部重信の代に葺替え、元文年中(一七三六―四一)八代藩主利視の代に修復が行われたという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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