方砒コバルト鉱(読み)ほうひコバルトこう

最新 地学事典 「方砒コバルト鉱」の解説

ほうひコバルトこう
方砒コバルト鉱

skutterudite

化学組成CoAs3,ペロブスキー石上族,ノンストイキオメトリック・ペロブスキー石族,方砒コバルト鉱亜族の鉱物。方コバルト鉱,砒コバルト鉱とも。方砒ニッケル鉱と固溶体をつくる。立方晶系,空間群Im3−,格子定数a0.831nm, 単位格子中8分子含む。錫白~銀灰色,さびて灰色,金属光沢,正六面体,六八面体,八面体結晶。劈開{001}・{111}明瞭,硬度5.5~6,比重6.5(測定値),6.821(計算値)。鉱脈鉱床から紅砒ニッケル鉱・輝コバルト鉱・硫砒鉄鉱・自然銀・銀硫塩鉱物・自然蒼鉛・方解石・石英などとともに産出。熱電素子として注目されている。原産地のノルウェー,Skutterudにちなみ命名。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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