施食(読み)せじき

精選版 日本国語大辞典 「施食」の意味・読み・例文・類語

せ‐じき【施食】

〘名〙
僧侶食物をほどこすこと。また、その食物。
今昔(1120頃か)三「其の施食の飯を取て山の角に可置し」
餓鬼無縁精霊に食をほどこすこと。また、その食物。
※東京年中行事(1911)〈若月紫蘭〉七月暦「壇を設けて〈略〉経呪を誦し所謂施食(セジキ)の法を行ふので」

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普及版 字通 「施食」の読み・字形・画数・意味

【施食】せじき

施餓鬼

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