旁午(読み)ボウゴ

デジタル大辞泉 「旁午」の意味・読み・例文・類語

ぼう‐ご〔バウ‐〕【×旁午】

[名](スル)縦横に入り乱れること。また、往来の激しいこと。
其間に―する玄鳥つばくらの声ほがらに」〈紅葉金色夜叉

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精選版 日本国語大辞典 「旁午」の意味・読み・例文・類語

ぼう‐ごバウ‥【旁午】

  1. 〘 名詞 〙 入り乱れること。往来の激しいこと。
    1. [初出の実例]「観夫天文建寅、帝徳旁午」(出典菅家文草(900頃)一・早春侍内宴、同賦無物不逢春)
    2. 「其間に旁午する玄鳥の声朗に」(出典:新続金色夜叉(1902)〈尾崎紅葉〉二)
    3. [その他の文献]〔漢書‐霍光伝〕

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普及版 字通 「旁午」の読み・字形・画数・意味

【旁午】ぼう(ばう)ご

行きかう。〔漢書、霍光伝〕(楊敞・霍光ら上)嗣子皇す。璽を受けて以來二十七日、旁午し、を持してに詔して、發することそ千一百二十七事、~惑、王の禮誼を失ひ、制度を亂る。

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