デジタル大辞泉 「旅人宿」の意味・読み・例文・類語 りょじん‐やど【旅人宿】 1 旅館。宿屋。はたごや。2 江戸時代の公事宿くじやどの一。馬喰ばくろう町小伝馬町組に属するもの。→公事宿 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「旅人宿」の意味・読み・例文・類語 りょじん‐やど【旅人宿】 〘 名詞 〙① 旅人をとめる宿。旅籠(はたご)。旅籠屋。やどや。[初出の実例]「隈本の旅人宿に逗留せし頃」(出典:随筆・西遊記続編(1798)二)② 江戸時代、訴訟・裁判のため地方から出府したものが泊まった公事宿(くじやど)の一つ。公事宿には、十三軒組、三十軒組、八十二軒組、馬喰町小伝馬町組の四組合があり、前三者に属するものを百姓宿、後者に属するものを旅人宿と称した。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例