旅役者(読み)タビヤクシャ

デジタル大辞泉 「旅役者」の意味・読み・例文・類語

たび‐やくしゃ【旅役者】

地方を巡業して回っている役者。どさ回りの役者。

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精選版 日本国語大辞典 「旅役者」の意味・読み・例文・類語

たび‐やくしゃ【旅役者】

  1. 〘 名詞 〙 地方を巡業して回る役者。旅から旅へ芝居をして歩く役者。どさまわりの役者。
    1. [初出の実例]「雨に鶉の床の相宿〈春澄〉 旅役者ふしみ竹田に風告て〈言水〉」(出典:俳諧・江戸十歌仙(1678)二)

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デジタル大辞泉プラス 「旅役者」の解説

旅役者

1940年公開の日本映画監督脚本成瀬巳喜男原作宇井無愁撮影:木塚誠一。出演:藤原鶏太、柳谷寛、山根寿子ほか。

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世界大百科事典(旧版)内の旅役者の言及

【旅芸人】より

…しかし現在その姿を見ることは少ない。なお,歌舞伎や新派風の大衆演劇などを巡業して歩く芸人は,旅役者と呼ばれる。外国の例については,〈大道芸〉などの項を参照されたい。…

※「旅役者」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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