コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

族田 ぞくでん zú tián

1件 の用語解説(族田の意味・用語解説を検索)

世界大百科事典 第2版の解説

ぞくでん【族田 zú tián】

中国,宋代以降あらわれた義荘・祭田等同族的土地所有。義荘は11世紀半ば,范仲淹(はんちゆうえん)の設立した〈范氏義荘〉にはじまる。同族内有力者の提供した土地(義田)の収益による互助組織である。族内の貧窮者を救済し,また一族中の優秀な人物に学資を援助して科挙を受験させて官僚とし,官戸としての特権を利用して同族の利益をはかった。祭田は,12世紀後半,朱熹(子)の創案にかかり,同族内有力者の寄付する祭田の収穫により,共同の祖先祭祀を行い,族的結合の強化をはかったものである。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

族田の関連キーワード書院郷試呈露現る現れ隠れての信は顕れての徳新注中国・宋代の禅の公案集

今日のキーワード

日本政策投資銀行

1999年に日本開発銀行と北海道東北開発公庫を統合し、発足した政府系総合政策金融機関。一般の金融機関が行なう金融などを補完・奨励し、長期資金の供給などを行ない、日本の経済社会政策に金融上で寄与していく...

続きを読む

コトバンク for iPhone