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族田 ぞくでんzú tián

世界大百科事典 第2版の解説

ぞくでん【族田 zú tián】

中国,宋代以降あらわれた義荘祭田等同族的土地所有。義荘は11世紀半ば,范仲淹(はんちゆうえん)の設立した〈范氏義荘〉にはじまる。同族内有力者の提供した土地(義田)の収益による互助組織である。族内の貧窮者を救済し,また一族中の優秀な人物に学資を援助して科挙を受験させて官僚とし,官戸としての特権を利用して同族の利益をはかった。祭田は,12世紀後半,朱熹(子)の創案にかかり,同族内有力者の寄付する祭田の収穫により,共同の祖先祭祀を行い,族的結合の強化をはかったものである。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

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