族籍(読み)ゾクセキ

デジタル大辞泉 「族籍」の意味・読み・例文・類語

ぞく‐せき【族籍】

旧制度で、戸籍簿に記載された華族士族平民などの身分

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「族籍」の意味・読み・例文・類語

ぞく‐せき【族籍】

  1. 〘 名詞 〙
  2. その者の属している一族
    1. [初出の実例]「譜代相伝の郎党、多年恩顧の家人等、〈略〉由緒なきものも高らかに其姓名族籍を述べ」(出典:日本開化小史(1877‐82)〈田口卯吉〉二)
  3. 旧制度で、戸籍に記載された華族・士族・平民などの身分。
    1. [初出の実例]「僧尼の輩族籍被相定候条各自其原籍に復すべき事」(出典太政官布告第七十四号‐明治七年(1874)七月一〇日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android