日仏辞書(読み)ニチフツジショ

精選版 日本国語大辞典 「日仏辞書」の意味・読み・例文・類語

にちふつじしょ【日仏辞書】

  1. 「日葡辞書」を、レオン=パジェスがフランス語訳したもの。「日西辞書」によって補いながら、一八六二~六八年刊行。内容は「日葡辞書」とほぼ同じであるが、見出しを初めとするローマ字綴をフランス語式に改め、かたかな表記を添え、補遺を本文に繰り入れている。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の日仏辞書の言及

【辞書】より

…また日欧対訳辞書もはじめて現れた。《日葡(につぽ)辞書》(1603,のちパジェスLéon Pagèsが《日仏辞書》に改編した),《拉葡日(らほにち)辞典》(1595∥文禄4),《羅西日(らせいにち)辞典》などがあり,いずれもヨーロッパ式の体裁を整えたものである。これら〈キリシタン版〉はローマ字,表音的仮名遣い,詳しい語釈などがあるので,当時の日本語研究に有益である。…

【日葡辞書】より

…当時の日本人の作った辞書に比べてきわめて優れており,その利用価値も非常に高い。スペイン語訳《日西辞書》(1630)およびパジェスのフランス語訳《日仏辞書》(1862‐68)がある。森田武ほか2名による邦訳本がある。…

※「日仏辞書」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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