デジタル大辞泉
「ラルース」の意味・読み・例文・類語
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ラルース
- [ 一 ] ( Pierre Athanase Larousse ピエール=アタナーズ━ ) フランスの事典編集者、文法学者。ラルース書店を創立。図版・写真を活用した、小項目主義の「一九世紀世界大事典」(一五巻)を出版した。(一八一七‐七五)
- [ 二 ] ( [フランス語] Larousse ) [ 一 ]の設立した出版社発行の百科事典・辞典の総称。一八六六年発刊した「一九世紀世界大事典」にはじまり、「二〇世紀ラルース」六巻(一九二八‐三三)、一六万五〇〇〇項目を収録した「ラルース大百科事典」一〇巻(一九五九‐六四)などの百科事典に加えて、フランス語の語学辞書も刊行している。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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ラルース
らるーす
Larousse
フランスの代表的な事典・辞書出版社。1852年、ピエール・ラルースPierre-Athanase Larousse(1817―75)が友人のボアイエPierre Augustin Boyer(1821―96)とともに開いたラルース・ボアイエ書店がその前身である。1856年に初めて小百科事典を出版、これが後の『プチ・ラルース』Petit Larousse(1905年、ラルースの甥(おい)クロード・オジェの監修でスタート)の元祖となった。「レベルを落とさずに大衆化を」というピエールの信念をモットーに創刊された『19世紀世界(万有)百科事典』Grand dictionnaire universel du XIXe siècle全15巻(1866~76、のち78、88に補遺2巻)によって、ラルースの名は世界的に有名になったが、1984年6月、経営難から情報関連会社CEP(セーウーペー)に吸収された。『大ラルース百科事典』『20世紀大事典』のほか、『フランス語大辞典』『レキシス』などの言語辞典が代表的出版物である。事典編集から派生した数々の定期刊行物、分野別専門事典なども多く出版されており、1990年代以降は電子化された事典・辞書も多数発行されている。
[矢野浩三郎]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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ラルース
Larousse, Pierre-Athanase
[生]1817.10.23. ヨンヌ,ツシー
[没]1875.1.3. パリ
フランスの文法学者,辞書編纂者。ベルサイユの師範学校に学んだのち,故郷に帰ってしばらく小学校の校長をつとめたが,1840年パリに出,52年ラルース書店を設立した。『基礎文法事典』 Grammaire élémentaire lexicologique (1849) ,『文法分析提要』 Traité complet d'analyse grammaticale (50) を著わし,『新フランス語辞典』 Nouveau dictionnaire de la langue française (56) を編纂,特に『19世紀世界百科事典』 Grand Dictionnaire Universel du XIXe siècle (15巻,66~76) は彼の名を不朽のものとし,今日の『ラルース百科事典』の礎となった。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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ラルース
Pierre Larousse
生没年:1817-75
フランスの文法家,百科事(辞)典編集者。初め初等教育の教授法を革新するための文法書や教育学の著作を数多く書いたが,やがて1852年ボアイエAugustin Boyer(1821-96)と共同で教育書の出版社を設立した。65年独立し,全15巻の《19世紀世界大辞典》を分冊形式で刊行して翌年に第1巻が完成,76年に完結した。出版社は彼の妻や親族によって継承され,《20世紀ラルース》(1928-33),《ラルース大百科事典》(1960-64)等々を刊行,今日フランス第一の百科事典出版社となっている。
執筆者:荒川 幾男
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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