日叡(読み)にちえい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「日叡」の解説

日叡 にちえい

1352-1400 南北朝-室町時代の僧。
文和(ぶんな)元=正平(しょうへい)7年生まれ。日蓮宗。応安6=文中2年身延山久遠寺7世となる。日朗門流の鎌倉妙本寺,武蔵(むさし)池上本門寺も管理して三寺一寺の制を確立,のち宇都宮妙勝寺の住持もかねて四山一主の制とした。応永7年5月7日死去。49歳。甲斐(かい)(山梨県)出身。号は上行院。著作に「口伝相承見聞」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android