日台関係

共同通信ニュース用語解説 「日台関係」の解説

日台関係

1972年に断交した後も、実務的な窓口機関を設けて維持してきた関係。日本は中華人民共和国を「中国の唯一の合法政府」と認め、台湾自国領とする中国の立場を「十分理解し、尊重」するとした。中国は台湾を武力統一する可能性を排除しておらず、日本は台湾有事が自国の安全保障に与える影響を懸念している。外交関係がないため、超党派議員連盟「日華議員懇談会」がパイプ役を担う。自民党は青年局が台湾との交流窓口になっている。

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世界大百科事典(旧版)内の日台関係の言及

【中華民国】より

…1912年から49年にかけての中国の国名。簡称して単に〈民国〉ともいう。清朝をたおした辛亥革命によって創立されたアジア最初の共和国で,新民主主義革命によって成立した中華人民共和国に先行するものである。版図は,外モンゴルが独立したことにより清朝滅亡時より縮小している。32年に東北地方が日本の傀儡(かいらい)国家=満州国として分離させられるなどのこともあったが,日本の敗戦とともに,東北のみならず下関条約で割譲された台湾等への支配をも回復した。…

※「日台関係」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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