日向通良(読み)ひゆうが・みちよし

朝日日本歴史人物事典 「日向通良」の解説

日向通良

没年永暦1.4(1160)
生年:生年不詳
平安末期の肥前国豪族藤原氏平治1(1159)年,大宰大弐平清盛・肥前国衙に対し,杵島地方中心反乱を起こす。党類335人といわれ,清盛腹心の平家貞によって追討され,翌年従類7人の首と共に,京都で梟首された。<参考文献>正木喜三郎『大宰府領の研究』,『武雄市史

(正木喜三郎)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「日向通良」の解説

日向通良 ひゅうが-みちよし

?-1160 平安時代後期の豪族。
肥前の人。平治(へいじ)元年ごろ肥前杵島(きしま)地方(佐賀県)で謀反をくわだて,永暦(えいりゃく)元年4月平清盛の代官として派遣された平家貞に討たれた。通称太郎

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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