日掛(読み)ヒガケ

デジタル大辞泉 「日掛」の意味・読み・例文・類語

ひ‐がけ【日掛(け)】

毎日一定の額の金銭を積み立てること。また、その掛け金。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「日掛」の意味・読み・例文・類語

ひ‐がけ【日掛】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 毎日少しずつ金銭を出して積み立てること。
  3. 無尽(むじん)または講の一種。一定の人数定額を日々に出し合い、その総額を抽籤その他の方法によって会員一人に与えて、順次全員に行きわたるようにするもの。日掛無尽。
    1. [初出の実例]「日掛(ヒガケ)の銭」(出典滑稽本浮世風呂(1809‐13)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android