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日朝国交交渉 にっちょうこっこうこうしょう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

日朝国交交渉
にっちょうこっこうこうしょう

日本と北朝鮮の間の国交正常化交渉。 1990年に北朝鮮を訪問した自民・社会両党代表団と北朝鮮労働党との間で調印された日朝・3党共同宣言を受けて,3回の予備交渉を重ねたのち,1991年1月 30日に国交正常化のための本交渉が開始された。北朝鮮としては交渉を早期妥結させて日本から多額の賠償金を引出そうという意図があったものとみられる。これまで行われた交渉では,北朝鮮側が当初応じなかった管轄権問題で,朝鮮半島の北半部のみ管轄権が及ぶことを認め,日本側は植民地時代の財産請求権を認めるといった進展がみられた。しかし戦時賠償や「戦後 45年間の損失」に対する補償要求,さらに核査察問題や李恩恵問題などから,交渉は難航している。

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