日本の氷河(読み)にほんのひょうが

最新 地学事典 「日本の氷河」の解説

にほんのひょうが
日本の氷河

Japanese glaciers

現在の日本には,剱岳の三ノ窓氷河,小窓氷河,池ノ谷(いけのたん)氷河,立山の御前沢氷河,内蔵助氷河,鹿島槍ヶ岳のカクネ里氷河,唐松岳の唐松沢氷河など飛騨山脈北部に氷河が現存している。いずれの氷河も面積が0.5km2以下で,世界的にはVery Small Glacier(VSG)と呼ばれている氷河に分類される。日本の氷河は多雪年には全域が涵養域,少雪年には全域が消耗域になることが多く,主に雪崩による膨大な量の雪の集積で涵養量の不足分を補って維持されている特異な氷河である可能性が高い。参考文献:福井幸太郎ほか(2018) 地理評,Vol.91:43

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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