デジタル大辞泉
「唐松岳」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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唐松岳
からまつだけ
後立山連峰の中央部、宇奈月町と長野県白馬村との境にそびえる。標高二六九六・四メートル。唐松岳の名は信州側の呼称で、越中の古絵図に上犬ヶ嶽として記載されているのが越中側の呼称であろう。元禄一〇年(一六九七)の浮田家の奥山廻記録(富山市郷土博物館蔵)に上犬ヶ嶽とあり、同一三年の奥山御境目見通絵図(県立図書館蔵)以下多くの絵図にみえる。ただし古絵図には当山付近に赤鬼ヶ岳・錫杖ヶ岳などの山名を記載し、さらにローカン岳・小ヒチリキ岳・大ヒチリキ岳などの山名も挿入されたりしており、現在のどの山に比定すべきか判断に苦しむ。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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世界大百科事典(旧版)内の唐松岳の言及
【八方尾根】より
…長野県北西部,飛驒山脈後立山(うしろたてやま)連峰の唐松岳(2696m)から東方にのびる尾根。スキー場として開発され,ふもとの北安曇(きたあずみ)郡白馬(はくば)村八方(細野)から,全長2kmのロープウェーと750mのリフトが設けられている。…
※「唐松岳」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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