日本の鉄鋼業

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日本の鉄鋼業

1901年、福岡県に官営八幡製鉄所が建設され、日本の産業化を支えた。かつては「鉄は国家なり」と言われ、粗鋼生産量は年間約1億トンの水準だったが、安価な中国産の流入などにより、2022年は約8923万トンに減少した。鉄鋼各社は生産設備の集約を進め、付加価値の高い製品に経営資源を集中させている。脱炭素に向け、燃焼時に二酸化炭素(CO2)を出さない水素の活用や、電炉への転換など技術開発にも取り組んでいる。

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