日本フェビアン協会(読み)にほんフェビアンきょうかい

百科事典マイペディア 「日本フェビアン協会」の意味・わかりやすい解説

日本フェビアン協会【にほんフェビアンきょうかい】

英国フェビアン協会活動影響をうけて1924年創立された社会主義研究団体。安部磯雄菊池寛秋田雨雀石川三四郎らの知識人中心に,合法的・漸進的社会改良標榜(ひょうぼう)。月刊誌社会主義研究》を発行したが啓蒙活動にとどまった。1925年解散。
→関連項目山崎今朝弥

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世界大百科事典(旧版)内の日本フェビアン協会の言及

【解放】より

…文芸欄には小川未明,宮地嘉六,金子洋文らが執筆,しだいに労働者作家,社会主義的作家の寄稿が増加したが,関東大震災のため23年9月終刊した。(2)第2次 25年山崎今朝弥(けさや)の経営に移り,日本フェビアン協会の《社会主義研究》を7月号より《解放》と改題,10月号から総合雑誌化された。定価は50銭。…

※「日本フェビアン協会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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