事典 日本の地域ブランド・名産品 「日永うちわ」の解説
日永うちわ[団扇・扇子]
ひながうちわ
主に四日市市で製作されている。日永は、四日市の地名。江戸時代から伊勢神宮の参詣客の土産品としてつくられていた。図柄は美人画のものが多い。丸のままの女竹を材料として使用。骨の数は64本と多く、表裏を交互に編むため弾力に富む。三重県伝統工芸品。
出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報