日独機関車論(読み)にちどくきかんしゃろん(その他表記)Japan-Germany Locomotive Theory

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「日独機関車論」の意味・わかりやすい解説

日独機関車論
にちどくきかんしゃろん
Japan-Germany Locomotive Theory

1978年のボンサミット当時に盛んに唱えられた論議で,世界経済が停滞しているときに,日本ドイツ (当時は西ドイツ) が景気を拡大させて世界経済のリード役となるべきであるという考え方。日本とドイツが機関車となって他の客車 (国々) を引張るということからきている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android