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日置弾正正次 へきだんじょうまさつぐ

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世界大百科事典 第2版の解説

へきだんじょうまさつぐ【日置弾正正次】

日置流射術の祖。明応年間(1492‐1501)の人であるが,生没年は不詳。伊賀(三重県)の生れ(大和説もあり)で,宗品,影光,豊秀とも称し,落髪して瑠璃光坊道以(威徳)と称した。北面の武士として戦場で名をあげたが,致仕してから射術修業に専念,その技は精妙を極め,飛・貫・中の悟りを開き近世射術の基礎を築いた。各地を遊歴して衆を集め,辻的,勧進的などを催し射術の普及に努めた。彼の確立した歩射射術は,従来の上流社会の弓に対し大衆の弓として多くの人々に受け入れられた。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内の日置弾正正次の言及

【弓道】より

… 室町時代に入ると,前時代弓馬礼法の中心的存在であった小笠原家(小笠原流)が将軍家の弓馬礼法の師範として迎えられ,諸式の基礎が確立される一方,とくに歩射射術はさらに発展をみた。すなわち15世紀末,日本弓術中興の祖と称される日置(へき)弾正正次が出るにおよび歩射射術が確立し,下級武士や大衆のあいだに広く伝播したのである。正次の日置流はその後吉田重賢の吉田流にすべて受け継がれ,さらに出雲(いずも)派,雪荷(せつか)派,道雪(どうせつ)派,印西(いんさい)派,大蔵(おおくら)派などに分派し,各派からは優秀な射手が輩出し技を競った。…

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