日蘭交渉(読み)にちらんこうしょう

旺文社日本史事典 三訂版 「日蘭交渉」の解説

日蘭交渉
にちらんこうしょう

1940年から翌年にかけて,日本オランダと進めた通商交渉
戦争拡大の準備のため,石油・ゴムなどのオランダ領東インド蘭印産出戦略物資を確保する必要に迫られて交渉したが,松岡洋右 (ようすけ) 外相の大東亜共栄圏声明や日ソ中立条約により交渉は決裂。連合国側に立った蘭印は石油協定停止・対日資産凍結で日本を牽制した。

出典 旺文社日本史事典 三訂版旺文社日本史事典 三訂版について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む