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日銭屋 ひぜにや

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世界大百科事典 第2版の解説

ひぜにや【日銭屋】

土倉と同じく中世の金融業で,利用者は土倉より零細であった。室町期の京都北野では土倉40ヵ所,酒屋ヵ所に対して日銭屋1ヵ所があった。室町幕府法には,洛中洛外酒屋土倉並びに味噌屋等役銭は,請酒(うけざけ)・請味噌・日銭屋のほかはつとむべきことが記されているので,日銭屋は役銭(公役)を免除されていたことがわかる。したがって,応仁の乱後,酒屋・土倉のなかには課役を逃れるため,権門勢家の被官となったり,あるいは請酒屋・請味噌屋などと号し,隠れて質物をとって営業するものが増加したという。

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