日本歴史地名大系 「日頼寺」の解説 日頼寺にちらいじ 山口県:下関市長府日頼寺[現在地名]下関市大字豊浦村 鐘撞笑山(しようざん)寺の南東にある。臨済宗で大雲山と号し、本尊は阿弥陀如来。当初は天台宗で小比叡山極楽(ごくらく)寺と号し、開山は瑞雲という。創建年代は不明であるが「豊府志略」によると宝永七年(一七一〇)までに暦数三六二年とする。観応二年(一三五一)按察使資朝が極楽寺長老に宛てた文書(「長府史料」所収)に<資料は省略されています>とみえ、仲哀天皇の聖跡であり、祈祷所として努めてほしい旨伝えている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by