20世紀日本人名事典 「日高亀市」の解説
日高 亀市
ヒダカ カメイチ
江戸時代末期〜大正期の漁業家 日高式鰤大敷網完成者。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報
江戸時代末期〜大正期の漁業家 日高式鰤大敷網完成者。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報
(伊藤康宏)
出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報
…しかし,台網類においては,沿岸漁業の中で比較的早期にそのような状態から脱出するための技術改良が達成された。第1に1892年(明治25)宮崎県の日高亀市・栄三郎父子によって新たなブリ大敷網が考案された。この日高式大敷網は従来の大敷網と異なり,身網が全部麻網で作られ,網形も2倍以上の大きさであった。…
…長門・肥前を中心とする西南系大敷網,越中・能登を中心とする北陸系台網,陸前・陸中を中心とする東北系大網,陸奥・北海道方面の建網の4種である。これらのうちとくに注目されてよいのは1892年宮崎県の日高亀市・栄三郎父子による大敷網の発明,また同父子による1910年の大謀網の考案,12年富山県の上野八郎右衛門による上野式大敷網の発明などがあげられる。かくして台網の技術改良による著しい発達をみたのであるが,昭和期に入るや落網(おとしあみ)がこれに代わるところとなった。…
※「日高亀市」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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