旧宅(読み)キュウタク

デジタル大辞泉 「旧宅」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐たく〔キウ‐〕【旧宅】

以前に住んでいた家。

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精選版 日本国語大辞典 「旧宅」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐たくキウ‥【旧宅】

  1. 〘 名詞 〙 以前住んでいた家。もとの住居。
    1. [初出の実例]「答属目発一レ思兼詠云遷任旧宅西北隅桜樹」(出典万葉集(8C後)一八・四〇七七・題詞)
    2. 「私の旧宅は今私の住んでゐる処から、四五町奥の馬場下といふ町にあった」(出典:硝子戸の中(1915)〈夏目漱石〉一九)
    3. [その他の文献]〔後漢書‐光武紀〕

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普及版 字通 「旧宅」の読み・字形・画数・意味

【旧宅】きゆう(きう)たく

もとの家。旧居。漢・孔安国〔尚書の序〕魯の共王、好んで宮室を治め、孔子宅を壞(やぶ)り、以て其の居を廣むるに至り、壁中に於て先人するの、古の書、び傳・論語・孝經を得たり。

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