旨帰(読み)しき

精選版 日本国語大辞典 「旨帰」の意味・読み・例文・類語

し‐き【旨帰・指帰】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 意のおもむくところ。趣旨
    1. [初出の実例]「粗知綱例。未指帰者。為不」(出典令義解(718)考課)
    2. [その他の文献]〔摩訶止観‐二下〕
  3. さしず。指揮
    1. [初出の実例]「仰侍従中納言指帰之由」(出典:小右記‐寛弘八年(1011)七月一日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「旨帰」の読み・字形・画数・意味

【旨帰】しき

趣旨。

字通「旨」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android