早日渡遺跡(読み)はやひといせき

日本歴史地名大系 「早日渡遺跡」の解説

早日渡遺跡
はやひといせき

[現在地名]北方町巳

五ヶ瀬川右岸標高約一〇七メートルの台地上にあり、五ヶ瀬川との比高は七七メートル。平成二年(一九九〇)に発掘調査が行われた。縄文時代早期を中心にした遺跡である。遺構では掘込みをもつ集石遺構が五基検出された。土器押型文土器主体で楕円押型文・山形押型文が多く、わずかに格子目押型文・撚糸文土器がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む