早駕籠(読み)ハヤカゴ

デジタル大辞泉 「早駕籠」の意味・読み・例文・類語

はや‐かご【早×籠】

急いで走らせる駕籠。特に、早打ち使者を乗せた駕籠。はやうちかご

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「早駕籠」の意味・読み・例文・類語

はや‐かご【早駕籠】

〘名〙
① 早駆けでゆく駕籠。また、急使を乗せて昼夜兼行で伝送する早追い用の駕籠。
浄瑠璃大経師昔暦(1715)下「在々を尋る其使のはやかごを乗せて」
近世、遊里通いなどに急いで走らせる駕籠。
浮世草子好色一代男(1682)五「宮川町に早駕籠(ハヤカコ)、目をふるうちに、ござりました」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android