早駕籠(読み)ハヤカゴ

デジタル大辞泉 「早駕籠」の意味・読み・例文・類語

はや‐かご【早×籠】

急いで走らせる駕籠。特に、早打ち使者を乗せた駕籠。はやうちかご

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精選版 日本国語大辞典 「早駕籠」の意味・読み・例文・類語

はや‐かご【早駕籠】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 早駆けでゆく駕籠。また、急使を乗せて昼夜兼行で伝送する早追い用の駕籠。
    1. [初出の実例]「在々を尋る其使のはやかごを乗せて」(出典:浄瑠璃・大経師昔暦(1715)下)
  3. 近世、遊里通いなどに急いで走らせる駕籠。
    1. [初出の実例]「宮川町に早駕籠(ハヤカコ)、目をふるうちに、ござりました」(出典浮世草子好色一代男(1682)五)

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