昼夜兼行(読み)チュウヤケンコウ

精選版 日本国語大辞典 「昼夜兼行」の意味・読み・例文・類語

ちゅうや‐けんこうチウヤケンカウ【昼夜兼行】

  1. 〘 名詞 〙 昼も夜も休まず道を急ぐこと。また、昼夜の区別なく仕事をすること。
    1. [初出の実例]「即乗海路、昼夜兼行、及京城」(出典菅家文草(900頃)一二・為藤大夫先妣周忌追福願文)
    2. 「名古屋表へ昼夜兼行で早駕籠を急がせた」(出典:夜明け前(1932‐35)〈島崎藤村〉第二部)
    3. [その他の文献]〔呉志‐呂蒙伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

四字熟語を知る辞典 「昼夜兼行」の解説

昼夜兼行

昼も夜も休まず道を急ぐこと。また、昼夜の区別なく仕事をすること。

[活用] ―する。

[使用例] 名古屋表へ昼夜兼行で早駕籠を急がせた[島崎藤村夜明け前|1932~35]

[使用例] 鉄砲製造業者たちの働きは昼夜兼行で、職人たちは交代工場に入り、ふいごを吹き、鉄を打った[辻邦生安土往還記|1968]

出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む