昼夜兼行(読み)チュウヤケンコウ

デジタル大辞泉 「昼夜兼行」の意味・読み・例文・類語

ちゅうや‐けんこう〔チウヤケンカウ〕【昼夜兼行】

昼も夜も休まず道を急ぐこと。また、昼夜区別なく、物事を続けて行うこと。「昼夜兼行突貫工事
[類語]日勤夜勤半ドン夜業夜なべ明け番不眠不休明け暮れる寝食を忘れる

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精選版 日本国語大辞典 「昼夜兼行」の意味・読み・例文・類語

ちゅうや‐けんこうチウヤケンカウ【昼夜兼行】

  1. 〘 名詞 〙 昼も夜も休まず道を急ぐこと。また、昼夜の区別なく仕事をすること。
    1. [初出の実例]「即乗海路、昼夜兼行、及京城」(出典菅家文草(900頃)一二・為藤大夫先妣周忌追福願文)
    2. 「名古屋表へ昼夜兼行で早駕籠を急がせた」(出典:夜明け前(1932‐35)〈島崎藤村〉第二部)
    3. [その他の文献]〔呉志‐呂蒙伝〕

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四字熟語を知る辞典 「昼夜兼行」の解説

昼夜兼行

昼も夜も休まず道を急ぐこと。また、昼夜の区別なく仕事をすること。

[活用] ―する。

[使用例] 名古屋表へ昼夜兼行で早駕籠を急がせた[島崎藤村夜明け前|1932~35]

[使用例] 鉄砲製造業者たちの働きは昼夜兼行で、職人たちは交代工場に入り、ふいごを吹き、鉄を打った[辻邦生安土往還記|1968]

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