旭豹紋蝶(読み)アサヒヒョウモン

デジタル大辞泉 「旭豹紋蝶」の意味・読み・例文・類語

あさひ‐ひょうもん〔‐ヘウモン〕【×旭豹蝶】

タテハチョウ科のチョウ。開張35ミリくらいで、はね表面黄褐色の地に黒褐色斑紋がある。極地性で、日本では大雪山群の高山帯分布幼虫キバナシャクナゲを食べる。天然記念物

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精選版 日本国語大辞典 「旭豹紋蝶」の意味・読み・例文・類語

あさひ‐ひょうもん‥ヘウモン【旭豹紋蝶】

  1. 〘 名詞 〙 タテハチョウ科のチョウ。中国東北部、シベリアカナダなどの寒帯地方に分布し、日本では北海道の大雪山群の高地にだけ産する。はねの開張四〇ミリメートル内外で、橙褐色に黒い豹紋(ひょうもん)があり、後ろばねの内半分の裏は褐色で銀白紋がある。幼虫で越冬し、キバナシャクナゲなどを食草とする。国指定天然記念物。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「旭豹紋蝶」の解説

旭豹紋蝶 (アサヒヒョウモン)

学名Clossiana freija
動物。タテハチョウ科のチョウ

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