日本歴史地名大系 「明和村」の解説 明和村めいわむら 群馬県:邑楽郡明和村面積:一九・一四平方キロ邑楽郡の東部に位置し、西は千代田(ちよだ)町、北から東にかけて館林市と板倉(いたくら)町と接し、南は利根川を挟んで埼玉県羽生(はにゆう)市と対する。南境を利根川が、北境を谷田(やた)川が流れる。利根川にはかつて村域内に七ヵ所の渡しがあったが、現在は県道今泉―館林線の渡し(千津井下の渡)のみであり、千津井(せんづい)と羽生市上村君(かみむらきみ)を結んでいる。標高は二一・四メートルから一七メートルで、地形は西から東に緩やかに傾斜している。洪積台地はあるが、河川の氾濫によって埋まっている。集落は利根川と谷田川の自然堤防上に存在する。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報