デジタル大辞泉 「明弁」の意味・読み・例文・類語 めい‐べん【明弁/明×辯】 [名](スル)はっきりと述べること。また、その弁舌。「主義主張を―する」 めい‐べん【明弁/明×辨】 [名](スル)物の道理をはっきりとわきまえること。「理非曲直を―する」 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「明弁」の意味・読み・例文・類語 めい‐べん【明弁・明辯】 〘 名詞 〙 あきらかに述べること。明快に弁じること。また、その弁舌。[初出の実例]「言語(ことば)雄々しく説諭したる、明辯塵譚(しゅたん)に朱之介は、胆(きも)を潰しつ」(出典:読本・近世説美少年録(1829‐32)三)[その他の文献]〔隋書‐李子雄伝〕 めい‐べん【明弁・明辨】 〘 名詞 〙 ( 「礼記‐中庸」の「慎思レ之、明辨レ之」から ) あきらかにわきまえること。物の道理をはっきりと考え分けること。〔文明本節用集(室町中)〕[初出の実例]「儒門の先覚にしたがひ、本心の端的を明弁して」(出典:翁問答(1650)下) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「明弁」の読み・字形・画数・意味 【明弁】めいべん はっきり見わける。〔中庸、二十〕く之れを學び、審(つまび)らかに之れを問ひ、愼(つつし)みて之れを思ひ、らかに之れを辨じ、篤(あつ)く之れを行ふ。字通「明」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報