デジタル大辞泉 「易き」の意味・読み・例文・類語 やすき【▽易き】 1 たやすいこと。楽なこと。「易きに流れる」⇔難かたき。2 安定した状態であること。「国を泰山の易きに置く」 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「易き」の意味・読み・例文・類語 やすき【安・易】 〘 名詞 〙 ( 形容詞「やすし」の連体形を名詞に用いたもの )① たやすいこと。やさしいこと。また、楽でのんきなこと。安易な状態。⇔難(かた)き。[初出の実例]「安(ヤス)きに居て危きを忘るる事なかれと言へり」(出典:仮名草子・浮世物語(1665頃)三)② まったく心配のない安定した状態であること。激しい変化がないこと。[初出の実例]「本国の備前にくだりて、水害を除き、民を安きに置れし功労もありしかどとて」(出典:読本・春雨物語(1808)天津処女) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例