…月光の減じた日を選び,本尊として北斗曼荼羅(星曼荼羅)を懸け,大壇上に幡7流・幣14本(略儀には幡3流・幣6本)を立て,飯・ろうそくなどで荘厳し,北斗七星,当年星,本命星・九曜,生月宮・十二宮,本命宿・二十八宿の供養を行う。真言宗寺院では,正月,冬至,節分に祭られ,単に星供(ほしく),星祭(ほしまつり)とも呼ばれる。なお,《宿曜経》などの説に基づき,中国の陰陽道の思想の影響をも受けて,各人の運命や吉凶を支配する星が定められる。…
…妙見宮の前には影向松(ようごうのまつ)があり,妙見神がこの霊樹に降臨した日(1年に12回)には参詣者でにぎわった。日蓮宗寺院では毎月朔日(ついたち)が縁日とされ,洗米,神酒,菓子,花などを供えて,七星九曜二十八宿を供養することが行われ,星祭と呼ばれている。なお,現在も妙見社の多く分布する相馬地方では,勝善神と習合して牛馬の守護神となっており,熊本県八代市の妙見宮には中国より漂着したという伝説が伝わり,熊本県下の妙見社は水神的要素が強い。…
※「星祭」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新
10/1 共同通信ニュース用語解説を追加
9/20 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新