七夕祭(読み)タナバタマツリ

デジタル大辞泉 「七夕祭」の意味・読み・例文・類語

たなばた‐まつり【七夕祭(り)】

たなばた」に同じ。

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精選版 日本国語大辞典 「七夕祭」の意味・読み・例文・類語

たなばた‐まつり【七夕祭】

  1. 〘 名詞 〙 七月七日の七夕に、棚機津女(たなばたつめ)をまつる行事乞巧奠(きっこうでん)。たなばた。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「七月七日〈略〉たなばたまつり、彼方此方とせさせ給へり」(出典:宇津保物語(970‐999頃)楼上下)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「七夕祭」の意味・わかりやすい解説

七夕祭[仙台]
たなばたまつり[せんだい]

東北三大祭りの一つに数えられる,宮城県仙台市七夕行事。8月6~8日に行なわれる。市内中央の商店街は華やかな七夕飾りで埋めつくされ,大勢の見物客でにぎわう。仙台では江戸時代,7月6日に歌をよんだ短冊や扇などの飾りを笹竹に付けて軒端に立て,牽牛星ひこぼし)と織女星おりひめ)をまつり,翌 7日にその笹竹を川に流す七夕行事があった。1873年の太陽暦採用を境に行なわれなくなっていたが,1927年に有志商人が七夕飾りを復活させたのが今日の祭りの起源とされる。1928年からは 8月6~8日の開催となり,七夕飾りの意匠を競うコンクールも始まった。開催期間中は毎晩「星の宵祭り」として,定禅寺通りパレードや芸能公演なども行なわれる。

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