春容(読み)シュンヨウ

デジタル大辞泉 「春容」の意味・読み・例文・類語

しゅん‐よう【春容】

春の景色春景 春》

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「春容」の意味・読み・例文・類語

しゅん‐よう【春容】

  1. 〘 名詞 〙 春の景色。春のながめ。春景。春光。《 季語・春 》
    1. [初出の実例]「住吉の遠里(うり)小野へ出させ給ひたれば、焼痕緑を回らして春容(しゅんヨウ)早く、松影を穿って日脚西なり」(出典太平記(14C後)三九)
    2. [その他の文献]〔張説‐侍宴滻水詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android