デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「春山士蘭」の解説 春山士蘭 しゅんざん-しらん 1695-1756 江戸時代中期の僧,歌人。元禄(げんろく)8年生まれ。肥前佐賀藩につかえ,18歳で出家。臨済宗(りんざいしゅう)東福寺にはいり,和泉(いずみ)(大阪府)堺の大安寺の住職となる。和歌を中院通躬(なかのいん-みちみ),武者小路実陰(さねかげ)らにまなぶ。門人に栗山満光(みつてる)ら。宝暦6年8月9日死去。62歳。俗姓は永石。号は百花庵。著作に「初心和歌道しるべ」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例