春昔由縁英(読み)はるはむかしゆかりのはなぶさ

精選版 日本国語大辞典 「春昔由縁英」の意味・読み・例文・類語

はるはむかしゆかりのはなぶさ【春昔由縁英】

  1. 歌舞伎所作事。長唄天明五年(一七八五江戸桐座初演。三世瀬川菊之丞の五変化舞踊。「白酒売」「羽根の禿(かむろ)」などがある。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「春昔由縁英」の意味・わかりやすい解説

春昔由縁英
はるはむかしゆかりのはなぶさ

長唄所作事。五変化物。1世杵屋正次郎作曲。天明5 (1785) 年江戸桐座で,2世瀬川菊之丞追善狂言『重重人重歌曾我 (やえひとえことのはそが) 』の2番目として,3世瀬川菊之丞が初演。五変化の『虚生』『羽根の禿』『白酒売』『女助六』『相生獅子』の5曲のうち,『羽根の禿』と『白酒売』は今日も独立して上演される。

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歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「春昔由縁英」の解説

春昔由縁英
〔長唄〕
はるわむかし ゆかりのはなぶさ

歌舞伎・浄瑠璃外題
初演
天明5.2(江戸・桐座)

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