デジタル大辞泉 「春正蒔絵」の意味・読み・例文・類語 しゅんしょう‐まきえ〔シユンシヤウまきヱ〕【春正×蒔絵】 江戸前期の京都の蒔絵師山本春正が創始し、その子孫が受け伝えて制作した蒔絵。精巧優美な作風。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「春正蒔絵」の意味・読み・例文・類語 しゅんしょう‐まきえシュンシャウまきヱ【春正蒔絵】 〘 名詞 〙 江戸時代、山本春正とその子孫によって行なわれた蒔絵。山本家ははじめ京都に住し、五代目の正令(まさよし)は名古屋に移住し、明治時代まで業を伝えた。研出蒔絵(とぎだしまきえ)による洗練された瀟洒な作風である。[初出の実例]「ことごとく春正蒔絵にて、下絵は狩野氏〈養卜法眼と云〉の筆也」(出典:随筆・花街漫録(1825)下) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例