デジタル大辞泉 「瀟洒」の意味・読み・例文・類語 しょう‐しゃ〔セウ‐〕【×瀟×洒/×瀟×灑】 [形動][文][ナリ]すっきりとあか抜けしているさま。俗っぽくなくしゃれているさま。「―な身なり」「―な洋館」[ト・タル][文][形動タリ]に同じ。「稍肉落ちて―たる姿ではあるが」〈菊池寛・忠直卿行状記〉[類語]清楚せいそ・楚楚そそ・垢あか抜け・灰汁あく抜け・洗練・気さく・こざっぱり・すっきり・さらり・洒落しゃれる・小洒落こじゃれた・垢あか抜ける・捌さばける・スマート・シック・身綺麗・綺麗・美しい・美美びびしい・きらやか・鮮やか・美麗・華麗・華美・鮮麗・流麗・壮麗・清麗・優美・美的・麗しい・見目好い・見目麗しい・端正・端麗・秀麗・佳麗・艶美・艶麗・あでやか・妖麗・豊麗・妖美・見好い・小綺麗・美妙・典麗・ビューティフル・ピトレスク・ピクチャレスク・ラブリー・ビューティー・プリティー・ドレッシー・純美・玲瓏れいろう・着映え・きらびやか・お洒落しゃれ・薄皮の剝むけたよう 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「瀟洒」の意味・読み・例文・類語 しょう‐しゃセウ‥【瀟洒・蕭洒・瀟灑】 〘 形容動詞ナリ活用ナリ・タリ 〙① さわやかなさま。さっぱりとしてきれいなさま。[初出の実例]「今日疎籬纔数歩、他時蕭灑幾千竿」(出典:田氏家集(892頃)下・和前菅讚州竹奉謝源納言詩)「瀟洒な浴衣に薄鼠の兵児帯をぐるぐる巻にして」(出典:黴(1911)〈徳田秋声〉三〇)[その他の文献]〔杜甫‐玉華宮詩〕② 俗気が抜けて淡泊なさま。あっさりとして物にこだわらないさま。[初出の実例]「来往倶瀟洒、寧慚二湖上梅一」(出典:蕉堅藁(1403)西湖帰舟図)[その他の文献]〔杜甫‐飲中八仙歌〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by