昼強盗(読み)ヒルゴウトウ

デジタル大辞泉 「昼強盗」の意味・読み・例文・類語

ひる‐ごうとう〔‐ガウタウ〕【昼強盗】

《「ひるごうどう」とも》昼間強盗。ひるがんどう。
「殿法印良忠が手の者ども…―を致す間」〈太平記一二

ひる‐がんどう〔‐ガンダウ〕【昼強盗】

ひるごうとう」に同じ。
「大きい盗人めぢゃ。―」〈狂言記長光

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精選版 日本国語大辞典 「昼強盗」の意味・読み・例文・類語

ひる‐ごうどう‥ガウダウ【昼強盗】

  1. 〘 名詞 〙 ( 後世は「ひるごうとう」 ) 昼間、強盗をはたらくこと。また、その人。ひるがんどう。
    1. [初出の実例]「検断沙汰とは謀叛・夜討、強盗・〈略〉昼強盗〈但追捕狼藉者所務也〉」(出典:沙汰未練書(14C初))

ひる‐がんどう‥ガンダウ【昼強盗】

  1. 〘 名詞 〙ひるごうどう(昼強盗)
    1. [初出の実例]「太郎は昼かむだうが上手、次郎はしのびが上手、三郎は夜うちが上手」(出典:幸若・烏帽子折(室町末‐近世初))

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